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【2026年引退】サイクルロードレース引退選手まとめ

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Hashiru

今年はファンに愛された名選手たちが、何人も引退してしまうのよね。本当に残念だわ。

Kakeru

フルーム選手にキンタナ選手、アラフィリップ選手も…
ひとつの時代が終わる感じがするね。

この記事でわかること

・2026年に引退・引退を表明した主な選手の一覧
・フルーム選手、キンタナ選手、アラフィリップ選手などの最後のレースや引退時期

\今季限りで移籍する選手は、こちらの記事にまとめています/

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2026年に引退する主な選手 一覧

今季、2026年は長年レースを盛り上げ、多くのファンに愛されてきた名選手たちが、惜しまれながら次々と引退を表明しました。

※2026年10月時点

選手2026年の所属主な実績
クリス・フルーム所属なしツール4勝、ジロ1勝、ブエルタ2勝
ナイロ・キンタナモビスタージロ2014、ブエルタ2016総合優勝
サイモン・イェーツヴィスマ・リースアバイクジロ2025、ブエルタ2018総合優勝
ジュリアン・アラフィリップチューダー・プロサイクリング世界選手権2連覇(2020・21年)
バウケ・モレマリドル・トレックイル・ロンバルディア2019優勝
ステフェン・クライスヴァイクヴィスマ・リースアバイクツール2019総合3位
ボブ・ユンゲルスネットカンパニー・イネオスリエージュ~バストーニュ~リエージュ2018優勝
ダミアーノ・カルーゾバーレーン・ヴィクトリアスジロ2021総合2位
ペリョ・ビルバオバーレーン・ヴィクトリアスジロ区間2勝、ツール区間1勝
ヨン・イサギレコフィディス3大ツールすべてで区間優勝
アレクセイ・ルツェンコNSNサイクリングツール・ブエルタで区間優勝、通算41勝
マグナス・コルトウノエックス・モビリティ3大ツールすべてで区間優勝、通算33勝
ヘスス・エラーダブルゴス・ブルペレットBHブエルタ区間3勝
ダビド・デ・ラ・クルスピナレロ・Q36.5ブエルタ2016区間優勝・赤ジャージ着用
ベン・スウィフトネットカンパニー・イネオス英国王者2回
ルーク・ダーブリッジジェイコ・アルウラ豪州タイムトライアル王者4回

グランツール王者選手たちの引退

クリストファー・フルーム選手 引退を表明! グランツール7勝の絶対王者

グランツールはツール4勝、ジロ1勝、ブエルタ2勝の計7勝。スカイ時代に「チーム・スカイ王朝」を築いた、ひとつの時代を代表するクリストファー・フルーム選手。

2025年8月の練習中に大きな落車で重傷を負い、2026年は一度もレースに出走しませんでした。

「あの落車がなければこういう終わり方は望んでいなかったが、その時点でもう終わりだと分かっていた」と本人は語っています。

\ツール・ド・フランス4勝のフルーム選手が、41歳で現役引退/

「オリンピックで2度のメダル(銅)、ツール・ド・フランス4勝、自転車界のレジェンド。クリス・フルームが自転車競技からの引退を正式に発表しました。なんというキャリア

本|クリス・フルームの自伝

The Climb: The incredible memoir from the multiple Tour de France winner

2015年、2度目のマイヨ・ジョーヌを手にし歴史に名を刻んだクリス・フルーム。ケニアで生まれ、トタン屋根の小さな家で暮らしながら、土ぼこりの舞う道をひたすら走った少年は、どうやってツールの頂点にたどり着いたのか。アシストとして下積みを重ね、チームスカイのエースへと駆け上がるまでの挫折とライバルとの戦い、そして復活を本人の言葉で綴った自伝です。共著者は、アームストロングのドーピングを追い続けた記者デイヴィッド・ウォルシュです(英語版/Kindle)。

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\自転車界で有名なアームストロングのドーピング事件。気になる方はこちらの記事へ/

サイモン・イェーツ選手 ジロ優勝の半年後に電撃引退!

2025年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したわずか半年後、2026年1月7日に引退を発表しました。

ヴィスマ・リースアバイクとの契約は1年残っていて、双子の兄弟アダム・イェーツ選手は今もUAEチームエミレーツXRGで現役。まだまだ走れると思われていただけに、本当に惜しまれる引退ですね。

2018年のブエルタと合わせてグランツール2勝。ステージ優勝はジロ6、ツール3、ブエルタ2の計11勝です。才能豊かな、本当に素晴らしい選手でした。

\ジロ王者が33歳で引退を発表/

ナイロ・キンタナ選手 引退! コロンビア初のジロ王者

2014年にコロンビア人として初めてジロ・デ・イタリアで総合優勝。2016年にはブエルタ・ア・エスパーニャも制しました。ツールでは何度もフルーム選手と優勝を争い、この2人の選手が同じ年に引退することになりました。

2026年3月22日に今季限りでの引退を発表。最後はブエルタの予定でしたが、チームのメンバーから外れ、引退レースは2度変更されました。最終的に、世界選手権はコロンビア代表のアシスト役で走り、10月3日のジロ・デッレミリアを実質的な引退レースとしました。

キンタナ選手の引退表明スピーチ

「今日は、私の歩んできた道のりの最も深いところから、皆さんに語りかけたいと思います。ボヤカの山々の中で育った、あの少年から始まる道のりです。

一歩一歩、静かに、私はコロンビアで自分の道を切り拓いてきました。学ぶ機会、転ぶ機会、そして立ち上がる機会を与えてくれたチームたちと共に。そこで私は理解したのです——これは単なるスポーツではなく、生き方そのものだったのだと。

そして2012年、すべてを変える機会が訪れました。モビスター・チームが私を信じてくれたのです。それは単なる契約ではなく、かつて想像していたよりもずっと大きな夢の始まりでした。

今、振り返ってみると——見えてくるのは結果だけではありません。見えてくるのは人々の姿です。共に走ったすべての仲間に、すべてのスタッフに、レースの裏側で、リハビリの過程で、そして苦しい瞬間を支えてくれたすべての人に、感謝を伝えたいと思います。

今日、私が語っているのは別れではありません。始まりについてです。新しい始まり——そこで私は、企業を立ち上げ、新たな機会を生み出し、競技スポーツだけでなくレクリエーションとしてのスポーツも支え、そして自転車競技から与えてもらったすべてを、人々に、若者たちに、返していきたいと思っています。」

\ジロとブエルタを制した「コンドル」が17年のキャリアに幕/

世界王者・モニュメント覇者が引退を発表

ジュリアン・アラフィリップ 即時引退を発表! 世界王者が34歳で幕

8月21日、アラフィリップ選手が即時引退を発表し、ファンだけでなく他の選手たちも驚かせました。チューダー・プロサイクリングとの契約は2027年まで残っていて、シーズン途中での突然の発表でした。前日の夜にフランスのレキップ紙が引退を報じ、翌日に本人が正式に発表しています。

発表のあとは、マチュー・ファンデルプール選手が「いちばん刺激を受けた選手のひとり」、元選手のアレハンドロ・バルベルデさんが「これからの幸せを祈っている」とメッセージを送るなど、多くの選手から感謝の言葉が寄せられました。

最後のレースは、2026年ツール・ド・フランスの最終ステージ。ツール終盤には「これが最後のツールになる」と語っていましたが、シーズン途中での引退になりました。

\「悲しみではなく、あふれる感謝とともに」アラフィリップ選手が現役引退/

主な実績

  • 世界選手権ロードレース 2連覇(2020年、2021年)
  • ミラノ~サンレモ、ストラーデ・ビアンケ、フレーシュ・ワロンヌ優勝
  • 2019年ツールでマイヨ・ジョーヌを14日間着用し総合5位、ツール通算6ステージ優勝

「持てるものすべてを捧げ、自転車は私にすべてを与えてくれた」―ジュリアン・アラフィリップ、現役引退を認める

バウケ・モレマ 引退! 19年間走り続けたベテラン

プロ19年間、ラボバンク系チームとリドル・トレックの2チームだけで走った選手。2019年イル・ロンバルディア優勝、ツールでは2017年・2021年にステージ優勝。

最後のレースは10月10日のイル・ロンバルディア。現役最多の17回目の出走で、スタート前にはモレマ選手のほか、ヨン・イサギレ選手、ペッロ・ビルバオ選手、ルディ・モラール選手、オッド・クリスティアン・エイキング選手を、プロトンの仲間たちが自転車を掲げてつくった花道で送り出しました。

\イル・ロンバルディア王者が、思い出のレースで最後の走り/

ボブ・ユンゲルス 引退! リエージュ王者が新たな道へ

ユンゲルス選手(ネットカンパニー・イネオス)が、2026年限りでの引退を発表しました。引退後は新しい事業に取り組むそうです。

2018年のリエージュでは独走勝利。2022年にはツールでもステージ優勝しています。

ボブ・ユンゲルス本人の投稿

「新たな章へ」

「プロサイクリストとして15年、このシーズンをもって正式に引退することを発表します。

自分のキャリアを振り返ると、これまでの一キロメートルごとに支えてくれたチームメイト、チームスタッフ、家族、友人、そしてファンの皆さんへの感謝でいっぱいです。

プロサイクリングは、今の自分を形作ってくれた本当に大切なものです。得られた機会に感謝し、世界という舞台で成し遂げてきたことを誇りに思っています。

これから先のことにとてもワクワクしています。同じ規律と情熱を、ビジネスという新たなキャリアのステージに注いでいきたいと思います。この新しい挑戦については、近いうちに皆さんと分かち合えることを楽しみにしています。

また、どこかで会いましょう。」

\15年のキャリアに幕/

グランツールを彩った名選手たちの引退

マグナス・コルト 引退! ステージハンターの代名詞

トレードマークの口ひげでおなじみのデンマーク人選手。2015年にオリカ・グリーンエッジでデビュー。アスタナ、EFを経て、2024年からウノエックスで走りました。
成績は通算33勝。グランツールのステージ優勝はブエルタ6、ツール2、ジロ1の計9勝で、2021年のブエルタでは3勝しています。逃げでも小集団のスプリントでも勝てるステージハンター!

ブエルタの最終ステージでは、チームがコルト選手を勝たせる作戦を立てていましたが、本人は前に上がれませんでした。代わりに同じ作戦で、チームメイトのヨハンネセン選手がグランツール初勝利。コルト選手自身もこのブエルタで表彰台に2回上がり、「最高の形でブエルタを終えられて本当にうれしい」と語っています。

\すべてのグランツールでステージ優勝、通算33勝/

ステフェン・クライスワイク ツール表彰台の名クライマーが引退

2010年のラボバンク時代から、ユンボ・ヴィスマを経て現在のヴィスマ・リースアバイクまで、同じ組織で17年間走りました。2019年ツール総合3位、2016年ジロではマリアローザを6日間着用しました。

\17年間同じチーム一筋。ブエルタが24回目、最後のグランツールに/

ステフェン・クライスヴァイク選手の現役引退

17シーズン。数えきれない思い出。♾️💛

ステフェンは、チームができたときからずっと一緒だった。いつもそこにいて、背中で示すリーダーであり、チームの文化を受け継いできた本当の存在だった。

今日、ブエルタの最終ステージで、私たちがたたえるのは選手としての彼だけではない。私たちの歩みに欠かせない一部だった、ひとりの人としての彼だ。

ステフェン、本当にありがとう

ダミアーノ・カルーゾ選手 引退! 来季からチームスタッフに

プロ18シーズン。2026年のジロでも総合9位に入りました。引退後はバーレーン・ヴィクトリアスにスポーツディレクターとして残る予定です。

\ジロ2021年総合2位、アシストもエースもこなした名選手/

アレクセイ・ルツェンコ  アジアを代表する名選手が引退

アスタナに12年在籍し、2025年からNSNサイクリング(旧イスラエル・プレミアテック)。2017年ブエルタでステージ優勝し、ツールでは2年連続(2021・22年)総合トップ10に入りました。

この日は、ウノエックスのマルティン・ウリアンスタッド・ブッゲ選手も一緒に送り出されました。ブッゲ選手は来季から、ウノエックスのスポーツディレクター(監督)としてチームを支えます。

\カザフスタンの英雄、通算41勝でキャリアに幕/

イル・ロンバルディアで花道 モレマ・イサギレ・ビルバオ引退

\3人のツールステージ勝者が、輝かしいキャリアに幕/

ペリョ・ビルバオ引退! バスクの人気者

エウスカルテル、カハルラル、アスタナを経て、バーレーン・ヴィクトリアスで7年。ジロでステージ2勝、ツールでステージ1勝。2023年ツールの勝利は、その年に亡くなったチームメイト、ジーノ・メーダー選手にささげた忘れられない一勝でした。

ヨン・イサギレ 手首を骨折しても最後のレースへ

練習中に左手首を骨折し、チームは一度「今季は終了」と発表しました。それでも引退レースに決めていたイル・ロンバルディアに出走し、プロ17年のキャリアを締めくくりました。

バウケ・モレマ 引退! 19年間走り続けたベテラン

プロ19年間、ラボバンク系のチームとリドル・トレックの2チームだけで走り続けた選手です。2019年にはイル・ロンバルディアを独走で制し、ツールでも2017年と2021年にステージ優勝。

最後のレースは、優勝した思い出のイル・ロンバルディア。現役最多となる17回目の出走でした。「スタートで花道をくぐったのは、本当に特別な瞬間だった」とコメント。

その他の主な引退選手

エースを支えたアシストや、地元開催の世界選手権で最後を飾った選手たち。引退後にチームスタッフへ転身する選手もいます。

選手2026年の所属活躍
ルディ・モラールグルパマ・FDJユナイテッドイル・ロンバルディアで花道
ルーク・ダーブリッジジェイコ・アルウラチーム創設からの最後の在籍選手。2027年1月の豪州選手権が最後
ルカ・メズゲッツジェイコ・アルウラスプリンターのリードアウト役として活躍
マキシミリアン・ヴァルシャイドリドル・トレック2027年までの契約を残して引退。チームのヘルス&パフォーマンス部門へ
ヤコポ・モスカリドル・トレックグラン・ピエモンテで引退。2027年からスポーツディレクターに
ヤスペル・デブイストロット・アンテルマルシェ2027年から同チームのパフォーマンスマネージャーに
ベン・スウィフトネットカンパニー・イネオス英国王者2回
ギヨーム・ボワヴァンNSNサイクリング地元の世界選手権で140km以上逃げた後に引退を表明
シモン・クラークNSNサイクリング17年のキャリア。2026年1月のツアー・ダウンアンダーが最後

引退?現役続行?今後が気になる選手たち

プリモシュ・ログリッチ 2027年の所属は未定

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエとの契約は2026年で終わり、更新されないことが決まっています。2026年10月時点で、新しい所属先はまだ発表されていません。

イル・ロンバルディア前日には「これが最後のレースになる可能性もある」と話しつつ、「たぶんまだ走ると思う」とも語っています。今季はブエルタ総合2位、欧州選手権タイムトライアルで優勝と、今もトップレベルの選手。

移籍先候補には、ロット・アンテルマルシェ、チューダー、ピナレロ・Q36.5、XDSアスタナの名前が挙がっています。

さらに10月21日には、古巣のヴィスマ・リースアバイクが復帰の可能性を探っていると、オランダのWielerFlitsが報じましたが、正式なオファーや交渉はまだ伝えられていません。

\ブエルタ4勝の王者、来季の所属は?/

マッズ・ピーダスン 2029年の引退を予告

マッズ・ピーダスン選手(リドル・トレック)が、デンマークのテレビ番組で将来の計画を明かしました。「2029年に地元で開かれる世界選手権を最後にするつもりです。正式な引退発表ではなく、あと数年は走ります」とコメント。

\地元コペンハーゲンの世界選手権でキャリアを終えたい/

よくある質問

アラフィリップ選手の「即時引退」とはどういうこと?

発表したその日から、もうレースには出ずに引退するという意味です。多くの選手は「今季限りで引退」と前もって発表し、シーズンの最後まで走ってから引退します。アラフィリップ選手の場合はチューダーとの契約が2027年まで残っていましたが、シーズン途中の8月21日に引退を発表。そのため、約1か月前に走ったツールの最終ステージ(7月26日)が、結果的に現役最後のレースになりました。

復帰を目指し、大けがを乗り越えて走り続けたクリストファー・フルーム選手が引退を決めたきっかけは?

きっかけは、2025年8月の練習中の大きな落車です。肺がつぶれ、肋骨5本と背骨を骨折し、心臓を包む膜(心膜)まで裂ける、命に関わる重傷でした。本人は「救急車が7、8分以内に来ていなかったら、今ここにいなかったと思う」と語っています。

フルーム選手は2019年にもクリテリウム・ドーフィネで大転倒し、太ももや骨盤を骨折して集中治療室に入った過去があります。それでもその後、イスラエル・プレミアテックで5年間、復活を目指して走り続けてきました。

しかし、2025年8月の落車の治療を続けているあいだに、同年末でチームとの契約が終了。本人はこの契約を最後のものと考えていたようで、新しいチームには所属せず、2026年は一度もレースに出ていません。「あんな終わり方は望んでいなかった。でも、その時点でもう終わりだとわかっていた」と語っており、まずは健康を取り戻すことを優先したようです。そして2026年7月、正式に引退を表明しました。

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